西日本電信電話株式会社（以下、NTT西日本）と株式会社FM802（以下、FM802）は、音楽ライブのVR映像配信プロジェクト「REALIVE360 VR ZONE」を発表。エヌ・ティ・ティ・メディアサプライ株式会社によるマルチアングルVRサービス「REALIVE360」を活用し、音楽ライブを新たなスタイルで配信する。

音楽ライブのVR映像を無料で配信

今回のプロジェクトでは、大阪市内のライブハウスにおける無観客音楽ライブを360度カメラで撮影。その上で、高画質かつマルチアングルのVR映像を、アプリを使って期間限定で無料配信する。また、アーティストとラジオDJのトークセッションVR映像なども配信予定とのこと。

企画の実施スケジュールは8月6日～今年10月22日で、毎月2組ずつの新コンテンツが無料で配信される。コンテンツの無料配信期間は、それぞれ3カ月間となる見込み。

視聴にあたっては、アプリ「REALIVE360」のダウンロードが必要だ。同アプリ内において、タイトルに「VR ZONE 無料体験コンテンツ」と記載されたコンテンツが、無料視聴の対象となる。

新しい音楽カルチャーの形を提案

新型コロナウイルスの影響で、多くの業界が大きな打撃を受けていることは周知の通り。特に音楽業界では、営業再開のめどが立たないライブハウスや、活動の場を失ったアーティストが数多く存在する。

このような状況を受け、「ソーシャルICTパイオニア」として社会課題解決への貢献を目指すNTT西日本が、在阪ラジオ局であるFM802とタッグを組んだ。ICTの活用により、アフターコロナの時代に向けた新しい音楽カルチャーの形を提案していく。

PR TIMES

（文・早川あさひ）