「ATOM Cam」を活用した新サービス
アトムテックは、税込み2,500円のネットワークカメラ「ATOM Cam」の販売を行っている。今回の新サービス「AI人数カウント」では、ATOM Camによって撮影された店内映像を活用。映像から取り出した静止画を定期的にAI分析サーバーへ送信し、店内の人数をカウントする。その後、店頭掲示用の専用タブレットアプリにおいて、混雑状況を表示。表示パターンとして「入店・警告・停止」の3パターンが用意されており、状況に応じて入店者数を制御できる。サービスの利用にあたっては、ATOM Camに加え、iOS 9.0以上もしくはAndroid OS 8.0以上のスマートフォンが必要だ。また、ATOM Camの設置場所において、2.4GHz帯のWi-Fiネットワークを用意することが条件となっている。
低コストで導入可能なことがセールスポイント
新型コロナウイルスの影響を受け、飲食店は店内の混雑防止などの対応を迫られている。混雑状況を可視化するようなソリューションもすでに登場しているが、コスト面で導入に二の足を踏んでしまう店舗も少なくないという。そこで、今回の「AI人数カウント」が登場した。ATOM Camさえ用意すれば、同サービスのβ版は無料で使えるため、店舗にとっての導入ハードルが下がる。また、今後の正式リリース時もリーズナブルな価格が実現する予定。初月が無料、翌月から月額500円~800円の価格設定となる見込みで、気軽に導入できるサービスといえそうだ。
アトムテック株式会社
(文・早川あさひ)