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パロニム×ドコモ! 「TIG Live」で、クラシックコンサートが変わる!?

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動画に触れて情報を取得する動画テクノロジー「TIG(ティグ)」は、5Gが商用化された今、さらに新たなステージへと進化を遂げそうだ。

「TIG」の技術を活用したインタラクティブ動画ソリューション「TIG Live」が、NTTドコモ「新体感ライブCONNECT」にて配信されるクラシックコンサートに導入され、新たな視聴体験を実現していくとのこと。なお、「TIG Live」を活用したクラシックコンサートの配信は初の試みとなる。

ちなみに、以前Techable(テッカブル)では「TIG」を開発・提供するパロニム株式会社代表の小林道生氏にインタビューを行い、「TIG」の目指す未来についてうかがっているので、興味のある方はぜひ参考にしていただきたい。

動画からすぐ「解説」「グッズ購入」へ

そもそも「TIG」とは、動画内の人が着ている服や持っているものが気になったとき、その対象物をタップするだけで対象物の情報ページや購入サイトへ遷移できるというものだ。

タップした際に情報をストックするため、動画の途中で強制的にページが遷移するわけではなく、自分のタイミングで情報ページを見ることができるのも大きな特徴だろう。また、視聴中にタップされたデータの分析機能があり、アンケートなどの用途でも利用できるとのこと。

そんな「TIG」の技術を活用した「TIG Live」が、2020年8月1日にドコモの「新体感ライブCONNECT」で独占生配信されるクラシカエールVol.3「エール・マジック・オーケストラ」のクラシックコンサートに導入されることがわかった。

「TIG Live」は、ライブストリーミング配信の映像に対し、リアルタイムに情報を付加することを可能としたソリューションで、ライブストリーミング中の画面上から対象物をタップするだけで情報をストックすることができるというものだ。

今回の場合、生配信中の演奏画面上で表示される吹き出しをタップするだけで、オーケストラの公式サイトやSNS、オリジナルグッズの公式ストアなどに遷移させることが可能。また、医師や教授などクラシック通の方々がブラームス第2番の聴きどころを解説する企画もあり、コンサートの楽しみ方が大幅に広がると期待が膨らんでいる。

なお、視聴中の吹き出しの表示・非表示は任意で切り替えられるとのこと。

「視聴」だけにとどまらない体験を!

新型コロナウイルスの影響もあり、ライブ配信サービスの利用数は増加傾向にあるという。ライブ配信サービスを使うことで、物理的距離がなくなることや天候に左右されないというメリットはあるものの、リアルな会場のような一体感が感じられないことやコンサートグッズ販売機会の損失などのデメリットも大きな悩みの種のようだ。

そこでこのたび、「アーティストとファンがつながる」「ファン同士がつながる」というコンセプトのもと、音楽ライブや舞台などのさまざまなライブ映像を配信する「新体感ライブCONNECT」は、「TIG Live」のインタラクティブな機能を活かし、視聴だけではない「体験する楽しさ」を提供すべく、「TIG Live」導入を決定した。

なお、「エール・マジック・オーケストラ」は、クラシカエール(暮らし・変える)を合言葉に、クラシック音楽×テクノロジー×〇〇の斬新な組合せで初心者でも楽しめるクラシックコンサートを実現するクラシカエール実行委員会主催のコンサートだ。今回は、マジシャンとのコラボやAIがクラシカエールのためだけに作った曲の世界初お披露目などの目玉企画が予定されているとのこと。

PR TIMES

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