商流・物流データを垂直統合
「DATAFLUCT food supply chain.」では、青果分野における生産から消費までの商流・物流データを垂直統合できる。その上で、未来の予測によってサプライチェーンの再構築をサポートする。たとえば、気象・衛星データや過去の生産計画データなどを用いて青果物の需要を予測。最適な単価となるような生産計画に寄与する。また、出荷履歴や市場取引価格データに基づいて配送ルートなどの見直しを促すことにより、流通コストの最適化に貢献する。
利用が想定されるのは、農業生産組合やスーパーマーケットなど、青果物のサプライチェーンに関係する団体だ。特に、青果物の仕入れや販売において、材料のロスや在庫管理に悩む団体をターゲットとしている。
青果分野のDXを推進
現在は、多くの産業分野でDX(デジタルトランスフォーメーション)が進んでおり、青果分野も例外ではない。しかし、青果物は価格変動が大きく最適化が難しいことに加え、保管期間の短さゆえに在庫管理の難易度が高い。そのため、この分野におけるサプライチェーンのDXは進展していなかったという。そういった課題の解決を目標として、「DATAFLUCT food supply chain.」が登場した。DATAFLUCTは同サービスを通じ、青果物のサプライチェーン再構築を支援していく。
PR TIMES
(文・早川あさひ)