そこでカナダのスタートアップがあらゆるポジションで快適にモバイル端末を使えるようにするスタンドを開発した。高さや向き、角度を自由自在に調整できる「Doit2」だ。
最大12.9インチの端末に対応
Doit2はベース部分からアームが伸びているデスクライトのようなデザイン。アームの先にシリコン製の端末ホルダーがついていて、ここにメーカー問わずスクリーンサイズが4.7〜12.9インチの端末をはさんで固定することができる。最大1キロの重さに対応する。アームを真っ直ぐのばすと高さ40センチになるDoit2には調整部分が4箇所あり、エルゴノミックな作りになっている。スタンドとアームの接合部分は角度を最大120度で調整できるのに加えて、アームの中央部分にも調整ポイントがあり、最大240度の角度に対応する。3つめの調整箇所はホルダー近くで、こちらは最大角度180度。そしてホルダーは360度回転する。
正しい姿勢を維持
これだけ可動域が広いと、あらゆるポジションで快適に操作できる。デスクワーク時にPCと同じ高さにスマホやタブレットを持ってきたり、ソファでくつろぎながら少し見上げるような角度にしたりといったことが可能だ。モバイル端末の操作時には猫背になりがちだが、Doit2は正しい姿勢を保つのに役立ちそうだ。使用しない時はコンパクトに折りたためるのも気が利いている。
Doit2は現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開していて、記事執筆時点で80カナダドル(約6400円)〜の出資で入手できる。すでに目標額は達成し、8月23日まで出資を受け付けた後、今年10月にも発送が始まる見込みだ。
Doit2/Kickstarter