それらを踏まえると、今回紹介する「EatStreet」というサービスは、かなりシンプルなデリバリーサービスだといえる。Webサイトやアプリから、自分が興味のあるお店の料理を簡単に注文し、配達してもらえるというもの。
以前からたくさんあったようなサービスに思えるが、2010年のスタート以降急成長を続けていて、アメリカだけで既に3000以上ものレストランが登録されている。それも大きめのチェーン店だけではなく、地元のレストランなども多い。
1番最初に始めたわけでもないこのサービスがここまで多くのレストランを集められた理由は、レストラン側にとっても非常に使いやすいプラットフォームになっているからだ。
具体的には、簡単にページを作成・カスタマイズできるのはもちろん、ユーザーにクーポンやメールマガジンを発行したり、分析をすることまでできる。
お店のWebサイトをもっていない様なお店でも、このサービスをお店のサイトと兼用するような使い方もできるため、規模に問わず様々なレストランが集まっているのだ。
当面はアメリカ国内で拡大していく予定だが、いつか日本でも使える時がくるかもしれない。
EatStreet