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Enterprise 「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」の実証実験、KDDI社員を対象としてスタートへ

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「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」の実証実験、KDDI社員を対象としてスタートへ

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KDDI株式会社(以下、KDDI)は、同社の社員を対象として「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」の実証実験を開始することを明らかにした。実験には、国際自動車株式会社(以下、国際自動車)と株式会社未来シェア(以下、未来シェア)が協力する。

3密を避けた通勤に関する実証実験

今回の実証実験は、アフターコロナ時代を見据えた新たな通勤スタイルの確立を主目的としている。KDDIがサービス設計や運行の全体統括を担い、国際自動車はタクシー運行、未来シェアは相乗り配車システムの提供を担当する。

飯田橋・新宿・虎ノ門エリアのKDDI事業所に通勤する社員を対象としており、今月13日から来月7日までの約1カ月間にわたって実験を行う。利用者は、アプリ経由で希望の乗降場所や乗降時刻を指定して、オンデマンドタクシーの配車を予約する。予約締め切り後に相乗りマッチング計算が行われ、運行ルートが確定。その後、タクシーが利用者を複数人ピックアップしながら、目的地周辺まで送迎を行う流れになっている。

実験には10台程度のミニバンタクシーを活用し、車内では換気やアルコール消毒を徹底するとのこと。公共交通機関を避けた通勤の快適性や、相乗りに対するユーザーの受容性などを検証していく。

少人数制の通勤スタイルは浸透するか?

新型コロナウイルスの影響が色濃く残る現在、電車を使って通勤する社員は、不特定多数の乗客との接触を余儀なくされている。そこで、今回の「オンデマンド相乗り通勤タクシーサービス」を利用すれば、3密を避けた移動が可能になる。

Techableでは、今年5月に少人数制シャトル「nearMe.Commute」を取り上げた。今後は、このような通勤スタイルの導入が進むかもしれない。

KDDI

(文・早川あさひ)

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