そんななか、株式会社MOLEは、ワーケーションができる宿泊施設をまとめたWEBサービス「Workations(ワーケーションズ)」を7月末にリリースする。
理想のワーケーション施設を探せる
同社は以前より週に2~3日のリモートワークを行っており、打ち合わせや捺印、事務作業のときにだけ出社するという働き方を推奨してきたが、この働き方ではワーケーション実現には及ばなかった。しかし、今般の同ウイルス感染拡大によって、打ち合わせや事務作業などがすべてオンラインで行えることに気づき、ワーケーションが実現可能な世の中に激変したこの機にと、5月より「Workations」の開発に着手。7月末にリリースすることとなった。
同サービスは、ワーケーションのプランに特化した宿泊予約サイトだ。「湯治」や「開発合宿」などの珍しいカテゴリから施設を検索できたり、「エンジニアにおすすめの宿」といった職種ごとのレビューが見られたりと、思い描くワーケーションにより近い環境を探せるという特徴がある。
現在、リリースに向けて掲載施設を募集中だ。
リフレッシュタイムを有意義に
ワーケーションとは、Work(仕事)+ Vacation(休暇)の造語なわけで、仕事の合間に楽しめる観光スポットやおいしい食べ物などは欠かせない。そこで同サービスは、自治体・各地域の観光推進協会と連携した特設ページの開設や、同社の旅シェアリングサービス「peeeps(ピープス)」との連携により、ワンランク上のワーケーション体験を提供する。
2020年3月にリリースされた「peeeps」は、旅行サービスやガイドブックに載っていない、地元民が考えるユニークな周辺ツアーを提供するサービスだ。
例えば「自宅で楽しめる京都お持ち帰りMAP」と題し、肉料理やつけ麺、カフェメニューなどのテイクアウトが可能な6店舗を巡るツアーや、「暮らしにアートを。東京で現代アートを堪能しよう」と題したおしゃれなツアーなどが掲載されている。
この「peeeps」と連携することで、ワーケーション先の知る人ぞ知る観光スポットや、地元民に愛されるお店などを巡るツアーを提案するなど、有意義なワーケーション体験を提供していく。
今後は、「シゴトを通じて地方を豊かに」というビジョン実現のための機能を追加予定だという。具体的には、利用者が会員登録してお気に入りの宿泊先、過去の宿泊先などを見られる機能や、施設側が宿泊者および宿泊プランの管理を管理画面から行える機能、自治体ページにてその街で行われているプロジェクトの掲載と人材マッチングができる機能などがあるようだ。
PR TIMES