そんな人にオススメなのが、端末内データのバックアップがとれるデバイス。オーストラリアのスタートアップがこのほど開発した「AnyBackup」は、スマホだけでなくPCやタブレットでも使え、しかもPD給電機能も搭載している。
最大2TB対応
AnyBackupそのものはコネクタを備えているものの、ストレージ機能はない。その代わり、マイクロSDを差し込めるようになっていて、最大2TBに対応する。マイクロSDカードをセットしたAnyBackupのUSB-Cコネクタをスマホやタブレット、ラップトップPCなどに差し込めば、そうした端末のデータのバックアップを取ったり、データを端末間で移送したりできる。
USB-CポートとUSB-Aポートも備えているので、直挿しできないスマホにはケーブルでつなぐこともできる。またフラッシュドライブや外部ハードドライブにも対応する。
100Wで急速充電
スマホではつなげるたびに写真やビデオ、ソーシャルメディアなどのコンテンツなど自動でバックアップをとるので、常に容量を確保できるのに加え、AnyBackupはバックアップと同時に給電もできる。使うにはAnyBackupをチャージャーに差し込み、AnyBackupと端末をUSB-Cケーブルでつなぐ。最大出力は100Wと、30分つなぐだけでiPhone 11なら50%、Galaxy S20+は70%を充電できる。外出前など急いでいる時にはかなり重宝しそうだ。
AnyBackupはズボンのポケットにも楽に収まるほどのコンパクトサイズ。オフィスや出先などあらゆるところに携帯するのに邪魔にならない。
気になる値段はというと、現在クラウドファンディングサイトKickstarterで48豪州ドル(約3600円)〜となっている。すでに目標額は達成し、7月31日まで出資を受け付けたのち、10月にも発送される見込みだ。
AnyBackup/Kickstarter