AIが通話内容を可視化するサービス
ミーテルは、電話営業やコールセンター業務における通話内容を分析し、会話の質を評価するサービスだ。採点にはAIが用いられ、細やかなフィードバックを実施。これにより、商談獲得率や成約率の向上に貢献する。2018年10月のサービスリリース後、累計導入社数は300社以上となり、約8,000のユーザー数を誇っている。開発元のレブコムは、「コミュニケーションを再発明し、人が人を想う社会を創る」をミッションとして掲げる。今年はGoogle for Startups Acceleratorに選出されており、注目度の高いスタートアップといえそうだ。
親和性の高い研究を行う筑波大学と協働
今回は、そのレブコムが筑波大学のマルチメディア研究室と協働。同研究室の主な研究分野は音響信号処理と音声情報処理で、音声認識システムのユーザビリティ向上などに関する研究を行っている。両者の研究課題は親和性が高いという判断にもとづき、今回の共同研究が決定した。研究はすでに始まっており、ミーテルを発展させる上で必要となる要素技術を開発していく。音声コミュニケーションを進化させるための取り組みとして、今後の展開に注目したい。
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(文・早川あさひ)