そのLensbabyから、iPhone用の小型外付けレンズ「Sweet Spot Lens」が登場した。持ち歩くiPhoneを使って、クリエイティブな写真を気軽に撮影するのに活躍しそうだ。
一眼レフのレンズとは異なり、Sweet Spot Lensは強力なマグネットでiPhoneに装着し、撮影・閲覧は専用のアプリ(無料)で行う。Sweet Spot Lensの工学デザインの関係で、iPhoneネイティブのカメラアプリで撮影しようとすると写真が上下逆に表示されてしまうが、アプリではもちろんそうしたことはない。
また、アプリでは撮影時に、ピントを合わせたい箇所を移動させたり、コントラストやフィルターを調整したりすることもできるようになっている。
LensbabyのCOOによると、モバイル用のレンズを要望する声が以前から多く寄せられていたため、開発に踏み切った。今回はiPhone用のみだが、今後は他の端末向けも手掛ける見込みだ。
このレンズは今のところ資金調達サイトKickstarterでのみ入手可能となっている。最安の40ドルは“完売”し、現在は50ドルから。正規価格は70ドルを予定していて、5月3日までのキャンペーン終了後は、同社のウェブサイトで販売する。米国外への発送はプラス15ドルかかる。
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