日常的に英語を話す環境が実現
AKAが開発した「Musio」は、 自ら考えて会話できるだけでなく、 その会話内容を少しずつ覚えていく英語学習AIロボットだ。英語学習に役立つ機能として、アメリカのネイティブ英語による自然な英会話が可能な「チャットモード」や、会話に必要な単語やフレーズを反復練習するための「エデュモード」を備えた。また、専用教材の使用によってレベルや目的に合わせた学習ができる「チューターモード」も用意し、 すべての英語学習者にとって頼もしいパートナーになってくれる。
今回は、その「Musio」が富岡市立西中学校に導入される。これにより、同校では日常的に英語を話す環境が実現する。
埼玉県の中学校での実証実験も
教育現場における「Musio」の活用は、今回が初めてではない。昨年9月から今年2月にかけ、埼玉県の和光市立大和中学校にて実証実験が行われていた。対象は同校の特別支援学級の生徒で、「Musio」の学習効果を確かめるために授業内で同ロボットを使用した。
その結果、生徒が英語を積極的に発音したり、集中して発音トレーニングを行ったりするなど、学習への取り組みの変化が見られたようだ。
このような試みの広がりによって、英語学習AIロボットの活用が一般的なものになることを期待したい。
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(文・早川あさひ)