「おうちに名店の味わいを届ける“プレミアムフードモール”」をコンセプトに、全国各地の人気店や隠れた名店の味を集めたECモールとなっている。
市場の成長と消費者のニーズ
近年、拡大を続ける中食・食品通販市場。一般社団法人日本惣菜協会が2019年に発表した「惣菜白書2019年版」によると、2018年の中食市場規模は10兆2,518億円となり、10年前と比較すると122%の成長を見せているという。さらに今般の新型コロナウイルスの影響で自宅での食事機会が増え、食品のネット通販へのニーズが高まるとともに、お店の料理をネットで販売する飲食店も増加中だ。
そこで同社は、ユーザーのさまざまな食へのニーズを満たすべく、飲食店のお取り寄せ商品を集めたECモール「食べログモール」をオープンするに至った。
「買って終わり」ではない!?
「食べログモール」は、予約困難な名店や行列のできる人気店、隠れた名店など全国各地の飲食店のお取り寄せ商品を掲載している。普段使いができるものから特別な日に楽しみたい味までジャンル・価格帯ともに幅広いのが特徴。また、商品ページでは、素材や調理法の丁寧な説明とともに、シェフの経歴・受賞歴などを見ることができる。さらに、「食べログマガジン」編集者の実食レポート、食べロググルメ著名人のおすすめ紹介ページ、旬に合わせた特集など買い物がより楽しくなる豊富なコンテンツを提供していくようだ。
まずは28店が商品の販売を開始しており、今後掲載店舗や商品数、ジャンルを拡大していくとのこと。
あの店の商品も!?
実際に「食べログモール」を見てみると、まず目に飛び込んでくるのは「おすすめ商品」。そのうちのひとつ、ミシュラン東京2018でビブグルマンに掲載されてから3年連続で獲得している池尻大橋の「八雲」の「特製ワンタン麺」は、黄金スープとハリのある細麺、名物のワンタン楽しめる商品のようだ。また「新着商品」のなかにあった、名古屋市の「炭焼 うな富士」の「特大青うなぎ 長焼1尾」は、通常サイズよりひと回り大きい上質な「青うなぎ」を1000度の高熱で「カリッ・トロッ・フワッ」な食感に焼き上げた一品。自宅でも美味しく食べられる調理法が詳しく載っていた。
さらに「お店」から商品を探すことも可能。大阪に店舗を構えるひとくち餃子発祥の店「天平」の「ひとくち餃子」や、南インドの純粋な料理を提供する「AJANTA アジャンタ」の「レトルトチキンカレー」や各種スパイス、大正13年の創業以降すき焼きやしゃぶしゃぶで愛され続ける銀座の老舗「吉澤」からは松阪牛シルクハンバーグや黒毛和牛など、魅力的な商品ラインナップとなっている。
今まで遠くて行けなかった名店の味や予約が取れずにいた人気店の味が自宅に届く「食べログモール」。自宅での食事に変化がほしいときなどにも重宝しそうだ。
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