動画を撮影しながらリアルタイムにモザイク処理
リアルタイムモザイクは、動画を撮影しながら人物の顔にモザイク処理を施し、撮影データの保存を行う技術だ。人物の骨格検知AIを用いた画像解析により、正面に加えて横向きの顔も認識可能な点を特長としている。この技術を使えば、肖像権への配慮が必要であったリアルタイム中継の撮影ハードルが下がる。また、動画撮影後の編集作業も大幅に楽になるだろう。
活用シーンとしては、YouTubeのライブ配信や報道番組の中継などを想定。今後は、放送局や番組制作会社、コンテンツメーカーを中心に技術提供を行っていくとのことだ。
人間の創造性をAIで拡張する取り組み
データアーティストは、人間の創造性をAIで拡張することをビジョンとして掲げている。昨年12月には、他社と共同で「AI11(AI ELEVEN)」を開発し、サービスの提供を開始。サッカーの試合の勝敗予測をリアルタイムで行うシステムとして、Kリーグ(韓国)のライブ配信プラットフォームに導入されていた。
AI技術は、まさしく日進月歩の勢いで発展している。その技術を活用し、豊かな未来の実現を目指す同社の取り組みに期待したい。
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(文・早川あさひ)