クラウドファンディングサイトIndiegogoでプロジェクトを開始したところ、登場してすぐに目標額を達成。記事執筆時点で34万ドル(約3600万円)超を集める人気ぶりだ。
世界最小サイズ
正式の商品名は「CHUWI LarkBox World’s Smallest 4K Mini PC」。堂々と世界最小をうたっている。LarkBoxはボックス状で、実寸は61×61×43ミリ。手のひらサイズの躯体ながらIntelのプロセッサーCeleron J4115搭載、RAM 6GB、ストレージ128GB(M,2 SSDもしくはTFカードで拡張可)と引けを取らないスペックとなっている。OSはWindows 10 Home/Linuxだ。
そのほか、ファンも内蔵してクーリングしているが、騒音レベルは19dBとPC(40dB)や話し声(60dB)より小さいとのこと。
4Kで動画鑑賞を
ユースケースとしてはホームシアター、デジタルサイネージ、プロジェクターなどが挙げられる。4Kに対応するので快適に動画鑑賞ができるほか、プレゼンなどでのスライド表示とビジネスシーンでも活躍しそうだ。また、インターフェースはHDMI 2.0、USB 3.0が2つ、USB Type-C、オーディオジャック、マイクロSDカードスロットと拡張性も確保されている。通信はデュアルバンドWi-FiとBluetooth 5.1に対応する。
これだけの機能を搭載しながら、何と言っても魅力なのは価格。Indiegogoでは現在1201香港ドル(約1万7000円)〜の出資で入手できる。予定小売価格は1542香港ドル(約2万1000円)なので、お得に入手したい人は早めにサイトをチェックした方がよさそうだ。
出資は7月22日まで受け付け、8月にも発送が始まる見込み。
CHUWI LarkBox World’s Smallest 4K Mini PC/Indiegogo