画像診断AIを活用したソリューション
DeepEyeVisionは、自治医科大学の准教授である髙橋秀徳氏が、同大学の医療AI技術を社会に還元することを目的として設立した。同社のクラウド型AI診断支援ソリューション「DeepEyeVision」では、自治医科大学と共同で開発した画像診断AIを活用。眼科診療時に撮影した眼底画像に基づき、診断候補を確率とあわせて提示する。これにより、診断の効率化と正確性の向上を実現している。
医療AI技術の社会実装を加速
DeepEyeVisionを採択した「AI.Accelerator」は、日本初のAI・人工知能ベンチャー支援制度として知られ、採択企業や個人に対して事業資金やデータなどを提供している。2017年4月以降で7回の公募を行い、のべ442件の応募の中から合計56社を採択した。56社のうち1社が、グローバルなAI企業育成投資制度「Zeroth.ai」にも採択されている。DeepEyeVisionは、「AI.Accelerator」のAI特化メンタリングチームによるサポートなどを活用し、ビジネスモデルの強化を図る。医療AI技術の社会実装を加速させる取り組みに要注目だ。
PR TIMES(1)(2)
(文・早川あさひ)