だが、日常のバタバタや今日のランチなどではなく、より感性溢れる写真や記述なら、このほど正式に登場したプラットフォーム「Hi」がうってつけかもしれない。
Hiは写真やテキストで「これは!」という瞬間を切り取って表現し、それを位置情報付きでリアルタイムに公開するためのプラットフォームだ。これまで招待制だったが、このほど正式に一般公開された。
想定しているユーザーはライター、ジャーナリスト、写真家、旅人、詩人、ミュージシャンなどだが、もちろんそうした肩書きをもっていない人でも利用して構わない。要は、センスある一コマを英語で語れる人なら誰でも公開できる。
ユーザーに芸術的感覚を備えた人が多いのもこのプラットフォームの特徴で、公開した内容について、「Tell me more(もっと教えて)」というリクエストを送ることもできる。
もう一つの特徴は、このプラットフォームでは最初の作業を“スケッチ”と表現するように、初回は短い文章でも、時間をかけて書き込んでいく作業ができる。
手掛けたのは、Flipboardのデザイナーを務めたこともあるクレイグ・モッド氏。東京を舞台にしたサイト「Hitotoki」を知っている人なら想像がつくと思うが、彼のセンスを感じたい人はサイトをのぞいてみてほしい。
Hi