その1つが、サービス利用の仕組みに、ソーシャルネットワークを活用しようというもの。KLMでは、フライトの予約や席の指定、超過手荷物料金の申請、そして料金の支払いまで、TwitterまたはFacebookのアカウントでおこなえる新サービスをスタートする。
支払いの手順はこうだ。ユーザーが予約をすると、KLMからTwitterまたはFacebookのユーザーアカウントに、プライベートメッセージが届く。メッセージ内にはリンクがあり、これをクリックすると支払いページに飛ぶので、ユーザーは好きな支払い方法を選択して取引を完了させる。するとKLMに決済完了の通知が届き、同時に客側にも処理完了の通知が届くという流れ。
KLMではこれまでにもSNSを活用したサービスを展開しており、Twitterの@KLMfaresアカウントで、利用客がフライト予定の発着地、日付をツイートすると、最新の情報を考慮して、最安値を返信してくれるというサービスがおこなわれている。
ユーザーが普段から使っている身近なSNSを使い、非常にシンプルでわかりやすい利用手順が実現されている。予約や支払い時のユーザーの負担が大きく減り、これまで以上に気軽にフライトを利用できるようになりそうだ。
KLM Royal Dutch Airlines