そんなときに便利なのが、写真から消したい部分をカットできるiPhone専用の画像加工アプリ「Handy Photo」だ。消したいところを指でなぞってからタップするとその部分に写っていた被写体が消え、その部分は周囲に馴染むよう自動修正される。
不要部分のカットだけでなく、被写体の“コピペ”もできる。例えば、桜の木1本だけが写っている写真の場合、その桜の木をコピーして空いているところにペーストできる。端に写っていた桜の木を写真の中央に移動させる、なんてことも可能だ。
もちろん、通常のアプリのように明るさや彩度、トリミング、フィルター、フレームといった編集機能も一通り備わっているので、被写体消去・コピー機能と合わせて駆使すれば、かなりオリジナルな1枚に仕上げることができそうだ。
操作性もユニークで、編集アイコンをタップするとメニューが円形状に表示され、指でスワイプしながら回して選択するようになっている。また、メニューはすべてアイコン表示というユニバーサルデザインなので初めての人でも使いやすい。
ドイツの企業「ADVA」が開発を手掛けた。iOS4.2以降で利用でき、アプリのダウンロードは1.99ドル。興味がある人は、使える機能に制限はあるもののまず無料バージョンで試してみるのも手だろう。
Handy Photo