遠隔接客販売ツール「TimeRep(タイムレップ)」を活用したアバター心理相談サービス(以下、「心理相談サービス」)の開発を進める。
心理相談のハードルを下げ、働く人をサポート
今回の心理相談サービスではアバターを活用。これにより、表情やジェスチャーなどの「非言語情報」を損なわずに、良質な心理相談を提供できる。心理相談はオンラインで実施され、相談者と心理職の双方がアバターを利用。お互いの顔が直接見えないことで心理相談のハードルが下がり、より多くの人の利用を後押しする。
主な用途として働く人のメンタルヘルス支援を想定し、職場でのパフォーマンスの低下や休職といった問題を未然に防ぐ。なお、サービスは今秋以降にリリースされる見込み。
より良いサービスの構築を目指す
開発においては、パーソルワークスデザインを中心にサービス設計を実施。UsideUは、アバター通信テクノロジーの開発・提供を担う。同時に、東京大学の下山研究室監修のもとで、一定水準以上のサービス提供を目的とした「相談マニュアル」などの開発を進める。そして、さまざまな調査を実施しながら、心理相談サービスの臨床的な効果を検証。開発と検証を繰り返すことによって、気軽にアクセスできる良質なサービスを構築していくとのことだ。
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(文・早川あさひ)