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指先ひとつでアプリ起動もスマート家電操作も思いのまま 魔法のような「Ring」登場

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Ring2「指先ひとつ動かせば、何かが起こる」。そんな魔法のような話は、おとぎ話の世界だけのこと。そう思っていた多くの人たちを驚かす、画期的なガジェットが登場した。以前、アプリを通じて客同士がつながるソーシャルバー「LogBar」を紹介したが、この「LogBar」から、新たに指輪型デバイス「Ring」がいよいよローンチされる予定だ。

一見、シンプルな銀の指輪にしか見えない「Ring」だが、エレクトロニクスのテクノロジーが満載されたデバイスで、装着者の指のジェスチャーを認識し、さまざまな他デバイスをコントロールすることができるという。

「Ring」はユーザーの人差し指に装着して使用する。サイドにボタンが設置されていて、それをタップすることで起動。「Ring」がアラートを受信すると、振動またはボタン付近にあるLEDが光って知らせてくれる。

「Ring」には指の動作を検知する機能があり、各アプリに対応するかたちを中空に描くことで、その該当アプリを起動させることができる。たとえば、“音符のかたちを描くと、音楽アプリが起動する”、“封筒のかたちを描くと、emailが起動する”といったような具合だ。どのジェスチャーで、どのアプリが起動するのか、ユーザーが自由に設定することができ、編集はスマートフォン、タブレット上でおこなえる。

また、文字認識をするソフトウェアRing Fontによって、中空に文字を書くと、それをテキストと認識することが可能になっている。「Ring」を使って、TwitterやFacebookにそのまま投稿をしたり、メッセージを送信したりといったこともできてしまうのだ。さらに、GPSやiBeaconを使って、ジェスチャーひとつで店舗で支払いを済ませたり、家庭のスマート家電を操作して、テレビや電灯をつけたり、といったようなことも可能だという。

「Ring」は、充電が必要になるまで、最大1000ものジェスチャーを発動させることができる。また、Google Glassやスマートウォッチなど、他ガジェットに対応しているのも大きな強み。現状では、iOS、Androidのみに対応しているが、今後はWindows Phoneにも対応予定だ。

資金調達プラットフォームKickstarterでキャンペーンを開催中だが、残り3日を残して、目標額25万ドルを大幅に上回る84万ドル以上の資金をすでに集めており、日本からもプレオーダーが可能だ。ただし、「Ring」の唯一の難点は、防水対応されていないこと。使用の際は注意したい。

Ring

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