同システムの実証実験もスタートし、医療現場と利用者の負担軽減を目指していく。
LINE上で再診予約や予約変更が可能に
今回の再診予約システムは、プレイネクストラボとLINE Fukuokaがタッグを組んで生まれたもの。そして、福岡市とLINEグループが締結した「地域共働事業に関する包括連携協定」に基づき、福岡市立こども病院における実証実験も始まった。同院では、LINE公式アカウント「福岡市立こども病院」を開設し、LINE上での再診予約や予約変更の受付を開始。メニューから「再診予約」または「予約変更」を選び、ステップに従って患者情報や予約希望日などを入力すると、確定した予約日の連絡が数日後に届く仕組み。
また、「はじめての方へ」というタイトルの専用ページも用意。福岡市立こども病院の説明に加え、来院前の準備物などの情報を掲載することにより、利用者の不安解消に役立てる。
保守や運用にかかるコストを削減
プレイネクストラボは、前述のシステムの設計段階から携わり、開発をサポート。将来的な発展や利便性を考慮し、AWSサーバーレスアプリケーションモデルを採用した。具体的なメリットとしては、保守や運用にかかるコストの削減などが挙げられる。「世界の才能と日本の可能性をつなげるプラットフォーム創出」をミッションとし、外国人エンジニアと日本企業のマッチングサービス「Talent Hub」などを運営するプレイネクストラボ。多様なニーズに応える同社の取り組みには、今後も要注目だ。
PR TIMES
(文・早川あさひ)