機械学習に関する専門知識を必要とせず、利用者がアプリに顔認識機能を実装できるようになった。
囲碁AIの研究から生まれた「AIZE」
画像認識プラットフォーム「AIZE」は、トリプルアイズが取り組んできた囲碁AIの研究によって誕生。クラウドに画像データを送信し、ディープラーニングの手法でAIが解析を行う。セールスポイントは、世界最大級の512次元の特徴量による高い認証率だ。正面からの画像であれば、98%の認証率を誇っているとのこと。
また、年齢や性別に加え、感情さえも認識可能なAIエンジンも備えた。導入実績としては、ヤマダ電機の顔認証決済システム「ヤマダPay」に加え、飲食店・ドラッグストアにおける顧客管理や防犯システムなどが挙げられる。
「AIZE」の各サービスをAPI経由で利用可能に
今回のAPI提供開始により、「AIZE」における各サービスをAPI経由で利用することが可能になる。まず「AIZE Research」では、顧客の動向をAIが自動解析して可視化することにより、精度の高い店舗マーケティングを実現。
続いて「AIZE Biz」は、顔の画像によって勤怠認証を実施。こちらの機能は、テレワークや自動検温にも対応しているという。
また、AIによる店舗運営の危機管理システム「AIZE Security」は、万引きの防止などに効果を発揮するものとなっている。
PR TIMES
(文・早川あさひ)