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ジョンズ・ホプキンス大とNASA、衛星を用いた人命救助システムのアップデートを計画!

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Image: NASA

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NASAは宇宙の探索だけでなく遭難者の捜索にも携わっている。国際的な捜索救助プログラム「Cospas-Sarsat」にて、衛星技術の研究開発を担うのがNASAのSAR部門。Cospas-Sarsatは、5基の低軌道衛星および7基の静止軌道衛星、35基を超える中軌道衛星から構成される衛星システムを駆使して、救助隊に遭難者の発見やその位置を知らせる。

このほどNASAは、ジョンズ・ホプキンス大学応用物理学研究所(APL)などと協力して、システムを強化する計画を打ち出した。

衛星を追跡するアンテナシステムをアップデート

Image: U.S. Coast Guard

遭難した人が緊急ビーコンをアクティベートすると、範囲内にある衛星に通知され、ミッションコントロールセンターにて処理。沿岸警備隊や空軍、地元の救助隊などに連絡がいく。

その際、衛星を追跡してミッションコントロールセンターに伝えるためのアンテナシステムが重要な働きをする。

従来のシステムでは、6つの反射型のアンテナを使用していたが、それぞれが一度に1基の衛星しか追跡できない。また角度によっては、巨大なアンテナが他のアンテナを遮るとの支障もある。さらには、可動部分の定期的なメンテナンスが必要なことから、システムのパフォーマンス低下とコスト増につながっていた。

8つのビームフォーミングを同時に

Image: Johns Hopkins APL

このアンテナの代わりに、単一のアンテナで8つのビームフォーミングを同時に行うフェーズドアレイ型のアンテナシステムを導入する。

APLが中心となって開発した同アンテナシステムは、省スペースで可動部品を持たない。そのため、優れたパフォーマンスと保守性を発揮することが期待されている。

プロトタイプのアンテナは、2021年の秋にSARラボに設置され、段階的に本番環境に導入される予定だ。

参照元:Johns Hopkins APL, NASA Upgrade Global Search and Rescue System/ NewsWise
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