台湾のスタートアップが手掛けた「OMNIA X」シリーズ。最大出力は18〜30Wで、Apple純正品よりコンパクトなのも魅力だ。
MFi認証を取得
OMNIA Xシリーズ(3製品)はAppleのMade for iPhone/iPad/iPod(MFi)認証を取得していて、開発元は世界最小のMFi急速充電キットとうたう。いずれもデザインはキューブ状で、Apple純正品にそっくりだが、ひと回り小さい。OMNIA XとOMNIA X1はiPhone 8以降の機種に対応し、出力は最大18WとApple純正のウォールチャージャー(5W)の3倍超だ。
このため、バッテリー残量ゼロのiPhoneを30分つなげたときに、Apple純正では充電量21%なのに対し、OMNIAでは50%となる。
OMNIA XとOMNIA X1の規格はほぼ同じだが、最大の違いはコンセントに差し込むピンをOMNIA X1では折りたためるようになっていること。外出や旅行に携帯するときはOMNIA X1の方が良さそうだ。
MacBook AirやiPad Proでも
もう1つのチャージャーOMNIA X3は出力が最大30Wで、iPhoneはもちろん、新iPadにも対応する。両端がUSB-Cとなっているケーブルを用意すればMacBook AirやiPad Proでも使える。1つで2役を兼ねるので、iPhoneもiPadも愛用している人にはこちらの製品がうってつけ。ピンも折りたためる。
ちなみに、OMNIAシリーズにはUSB-C/Lightningのケーブル(120センチ)が付属する。
Kickstarterでの出資額は、OMNIA Xが25ドル(約2700円)〜、OMNIA X1が19ドル(約2000円)〜、OMNIA X3が23ドル(約2500円)〜となっている。3製品コンボは72ドル(約7800円)〜だ。
出資は7月6日まで受け付け、資金調達に成功すればすぐに発送が始まる見込み。
OMNIA Xシリーズ/Kickstarter