「MicrobeScope」はスマートフォンをセットして使うマウント。通常の顕微鏡のように観察したいものを置くと、観察物がスマホのスクリーンいっぱいに表示される。
観察の写真やビデオを撮影することも可能なので、数ある写真やビデオの中でもかなり斬新なものが撮れること間違いなしだろう。撮影データは端末に保存でき、もちろんSNSなどでシェアすることもできる。
顕微鏡の倍率は800倍。バクテリアなど1ミクロンの生物を観察することが可能だ。さらにスマホのズーム機能を使えば最大2000倍にまで倍率を引き上げることができ、装備されているライトは単4電池で作動する。
米国の光工学ラボ「4D Optical」が開発を手掛けた。MicrobeScopeはあくまでも趣味で観察を楽しみたいという人向けの商品で、プレパラートの使用は不可。ただし、今後はプレパラート使用のタイプの開発も視野に入れているようだ。
なかなかニッチな製品だが、マクロ観察願望を持っている人は少なくないようで、Kickstarterではすでに目標額の6倍超の6万1500ドルを集めている。最安タイプはすでに“完売”。現在は135ドル出せば入手可能だ。キャンペーンは4月20日まで。
4D Optical