チャージャーとハブの機能が合体した「ADG 100W」。スマホやPCなど同時に4台のデバイスをつなげられるのに加え、HDMIやmicroSDスロットを備えハブとしての機能も充実している。
出力100WのPD給電
ポートは全部で9つある。まず出力100WのPD給電に対応するUSB-Cが2つ用意されていて、うち1つはデータ転送にも対応する。そして3つのめのUSB-Cと、USB-A1つは12W出力でデータ転送速度は10Gbpsだ。計4つのUSBポート、つまりデバイス4台を同時につなげられる。PC、タブレット、スマホ、ワイヤレスイヤホンと身の回りのガジェットを効率よく充電したり電源を取ったりすることが可能だ。
3.5ミリオーディオジャックも
残り5つのポートはというと、まずHDMI。こちらは4K60Hz HDRに対応する。小さなデバイスから4K対応のモニターに映像を出力して大画面で楽しむという使い方ができる。そしてSDカードとマイクロSDカードのスロットも用意され、デジカメのデータなどを手軽に扱える。そのほか、高速のGigabit Ethernet、またハブには珍しい3.5ミリオーディオジャックも搭載している。
このチャージャーは次世代パワー半導体素材のGaN(窒化ガリウム)を採用していることから、小型軽量なのもポイントだ。大きさは94×76×30ミリ、重さは210グラム。チャージャーとハブをそれぞれ用意するよりはるかに手軽に扱える。
ADG 100Wは現在Indiegogoで59ドル(約6500円)〜の出資で入手できる。すでに目標額を大きく上回る資金を集めていて、7月3日までキャンペーンを展開したのち、8月にも発送が始まる見込みだ。
ADG 100W/Indiegogo