そのセキュリティカメラをさらに進化させたタイプが登場した。ソーラーパネルを搭載し、太陽光で発電しながら駆動する「EyeCube」だ。
3面にソーラーパネル
名称にある通り、EyeCubeはキューブ状のデザインで、1つの面にカメラやセンサー、そして3つの面にソーラーパネルを搭載している。ソーラーパネルで発電した電気が容量3000mAhの内蔵バッテリーに蓄えられ、その電気で作動する仕組みだ。基本的にはケーブルでつないだり充電したりする必要がなく、設置後は放置できる。
開発元によると、フル充電されていれば太陽が照らなくても最低3カ月はケーブルフリーで駆動するとのこと。もちろん防水性能を搭載している。
ビデオドアフォンとしても
機能面では、不審者が庭に侵入した時、あるいは玄関先に配達人が来た時など、動きを感知したときのみ自動で撮影が始まる省エネモードが用意されている。その際はアラートがユーザーのスマホにも送られる。レンズの画角は120度、映像の解像度は1080p。撮影データはSDカード(最大128GBをサポート)に保存される。有料にはなるがクラウドストレージサービスも用意されている。
そしてEyeCubeの映像はスマホなどからリアルタイムで確認することもでき、またスピーカーとマイクも搭載しているのでビデオドアフォンとして、あるいは赤ちゃんモニターとしても活用できるなど用途は広い。
EyeCubeは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達を展開中。今なら75ドル(約8100円)の出資で入手できる。すでに目標額は達成し、6月29日まで出資を受け付けたのち今年9月にも発送が始まる見込みだ。
EyeCube/Indiegogo