そんななかクックパッド株式会社は、「クックパッドマート」において購入した商品が届くまでの間にさまざまな体験ができる「先払い型ライブコマース」を開始。第1弾として「まぐろ解体ショー&販売会」を実施する。6月1日より解体する本まぐろの販売を開始し、6月6日にまぐろの解体ショーをYouTubeライブ配信するとのこと。
クックパッドマートとは
2018年9月にローンチされた「クックパッドマート」は生産者と消費者をつなぎ、1品から送料無料で注文できる生鮮食品ECだ。注文した商品は地域の各所に設置されている生鮮宅配ボックス「マートステーション」に届けられ、ユーザーは指定した「マートステーション」からピックアップするという仕組みで運営してきた。そんななか、新型コロナウイルス感染拡大が深刻化し、食に関するイベントの中止や延期が相次ぐ事態が発生。これを受け同社は、「クックパッドマート」内でオンラインマルシェを開催し、一部地域では有料で自宅まで商品を届けるサービスを開始した。
テーマを「#おうちで楽しもう」としたオンラインマルシェでは、「つくり手から届く『#とれたて野菜』マルシェ」(第1回)などの特集が組まれ、青果・鮮魚・精肉・加工品・惣菜など幅広いジャンルの食品や商店街・朝市などにフォーカスしたオンラインイベントを実施中だ。
そしてこのたび、特集第8回となる「#市場めぐり」の特別企画として「まぐろ解体ショー&販売会」を実施し、「先払い型ライブコマース」を開始する。
新体験「先払い型ライブコマース」
「先払い型ライブコマース」は、購入した商品が届くまでの間に、生産者や食材にまつわるストーリーや特別な体験を提供していくサービスのようだ。今回は解体ショーで解体される本まぐろを事前販売したのち実際の解体ショーをYouTubeライブ配信し、捌いたまぐろをその日のうちに発送する。同企画は老舗のまぐろ問屋「八清」の協力により実現し、用意するのは本まぐろ丸ごと2尾。赤身、中トロ、大トロ、その他の希少部位をお得に購入できるという。
販売期間は6月1日8時から6月6日8時までで、売り切れ次第終了。解体ショーは6月6日7時より配信予定だ。ライブ配信では、「八清」による解説や視聴者からの質問への回答なども楽しめ、市場の臨場感を体験できるという。
また、同社らしい試みとして、購入したまぐろのおいしい食べ方・レシピをInstagramに投稿することで、最大1万円分のクックパッドマートで使えるクーポンがもらえるキャンペーンを実施予定とのこと。
「先払い型ライブコマース」は、ユーザーの「商品の背景ストーリーが知りたい」といったニーズに応えると同時に、生産者が売れ残りを気にせず生産できる環境づくりに貢献していきそうだ。
今後は、来年収穫予定のお米を田んぼの区画ごとに事前販売し、田植え・収穫に参加する権利や稲の生長過程をライブ配信するなど幅広い生産者による「先払い型ライブコマース」を実施したいとのこと。
PR TIMES