その解決策を盛り込んだ新商品をSkullcandy がリリースした。トラッカーデバイスを展開しているTileの追跡機能を搭載し、どこかに置き忘れても近くであればその場所をアプリにピンポイントで示す。
Tileアプリで追跡
キーチェーンやバッグなどに取り付けてその居場所を追跡できるトラッカーはさまざまなメーカーが展開しているが、Tileはこの分野で草分け的存在。社名にあるようにタイル状の小型デバイスが主力商品だ。そのTileの追跡機能がそのままSkullcandyのワイヤレスイヤホンにきた。Tileのアプリを使ってトラッカー同様に場所を追跡できる。
ケースごとの紛失にも対応
もしイヤホンがユーザーの近くで行方不明になったときには、アプリでどこにあるかを確かめられる。近くでない場合は、最後に確認された場所が示される。そしてロスト・モードを起動するとTile製品ネットワークにひっかかった場合に具体的な居場所情報が入る。追跡機能は、イヤホンがケースに入っている場合も利用できる。また、イヤホンの左右ピースそれぞれに追跡機能が内蔵されているので、片方だけなくしたときでも探し当てられる。
モデルは全部で4種。イヤーフックタイプの「Push Ultra」はイヤホン本体と充電ケース合計で40時間駆動し、水深1メートルのところに最大30分浸かっても大丈夫な防水規格IP67をクリアしている。99.99ドル(約1万1000円)。
「Indy Evo」はイヤホン本体とケースで計30時間駆動。こちらはAirPods似のデザイン。タッチで電話や音量などをコントロールできる。79.99ドル(約8600円)。
「Indy Fuel」もAirPodsスタイル。計30時間駆動し、左右のピースを単独で使用することも可能。ケースはワイヤレス充電に対応する。99.99ドル(約1万1000円)。
「Sesh Evo」は耳栓タイプで、機能は一番シンプル。計24時間駆動する。59.99ドル(約6500円)。
Skullcandy