同時に、クオンタムリープベンチャーズ株式会社運営のQXLV投資事業有限責任組合と株式会社アルコパートナーズより第三者割当増資を実施。これにより、オンライン・オフラインのサービスローンチに向けた開発を加速させていくようだ。
個別最適化された遊びと学び
同社は、AIやセンシング技術を用いて、遊んでいる子どもの行動や生体データから一人ひとりの才能を見つけだし、個別に最適化された知育キッドを毎月提供するサービスを展開予定だ。子どもの才能を可視化する際に活用するのは、トイエイト創業者・CTO のDrマヘンダ氏(元MITリサーチディレクター)を中心に開発中のシステム「GIFT」。同システムにより発掘された才能を、ハーバード大のハワード・ガードナー教授が提唱する多重知能理(MI理論)にもとづき8つのタイプに分類し、それぞれに適した遊びと学びを提供していく。
そのタイプのなかには「言語的知能」や「身体的・運動的知能」「音楽的知能」といったいわゆる「会話上手」「運動神経がいい」「歌がうまい」などの一般的な才能をあらわすものから、自分への理解度が高い「内省的知能」や自然への感受性が強い「博物的知能」などあまり聞き慣れない才能をあらわすものまで幅広い。
なお、サービス監修は多重知能理論専門家の有賀三夏氏と教育専門家の小川大介氏が担当。
まずはマレーシアにて、知育キッドのサブスク「TOY8 BOX」やショッピングモール内に才能が分かる遊び場「TOY8」のオープンを予定している。
国内でのサービスは?
日本においては、CAMPFIRE Communityにてオンラインサロン「こどもの才能発見LAB」をスタート。ここでもMI理論にもとづくサービス設計で個々の才能を見出していく。月額3,900円から参加でき、参加者となる親が子どもの才能の発見や能力開発を実践していくコミュニティを目指す。
参加者はプロジェクトベースで能動的に研究やレポート、コンテンツ開発に携わることで、親や教育者としての学びをより深められるコミュニティとなるようだ。
具体的には、同社独自のMI理論の研究結果や子どもの才能発掘に関する世界最先端の論文データなどをオンラインサロン限定で共有したり、教育関係者とつながる機会を提供したり、同社のアプリをいち早くテストプレイできたりと、子どもの才能を見つけるサポートをしていく。
また、研究ツアーとして「TOY8」の店舗体験ツアーも実施予定とのこと。
さらに、母子留学・海外移住などに関心のある親同士のつながりや現地の親コミュニティとのつながり、現地のリアルな情報などを提供。今後は、海外でのビジネス体験やマレーシアでの求人も提供予定とのことで、海外でのビジネスを視野に入れている人には心強いサービスとなりそうだ。
ちなみに、オフライン参加が難しい人向けにライブ配信、動画や資料のアーカイブを用意する予定とのこと。
PR TIMES