同社の特殊冷凍機および冷凍ノウハウを地方の生産者と共有し、フードロス問題の解決を図っていく。また、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」におけるプロジェクトも始まる予定。
フードロス削減で循環型の経済を目指す
デイブレイクは「特殊冷凍テクノロジーでフードロス問題を解決する」をミッションとして掲げ、生産者や食品事業者が抱える課題を特殊冷凍ソリューションによって解決してきた。2019年春には、フードロスの果物を活用したフローズンフルーツ「HenoHeno」の販売もスタート。今回は、特殊冷凍のシェアリングシステムの展開を通じ、同社のフードロス削減事業の活性化を図る。生産者の近くに特殊冷凍の加工場を設けることでフードロス削減を加速させ、高いレベルの鮮度維持を実現。従来は廃棄されていたものを新たな価値として生まれ変わらせることで、循環型の経済を体現していく。
取り組みの第一弾として、今年8月にシェアリングファクトリーを長野県豊丘村にてオープンする予定。ファクトリーの運営は今年4月に開業した南信州クリエイション株式会社が行い、デイブレイクが冷凍ノウハウおよび商品の販売経路を提供。オープン後は、果物のロスを活用したフローズンフルーツの加工を順次開始する。
今後は、特殊冷凍のシェアリングシステムの全国展開も見込まれており、3年以内に50拠点の設置を目指すという。
クラウドファンディングも開始予定
また、前述のシェアリングシステム展開を促進させる目的で、クラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」におけるプロジェクトを明日から開始。集めた支援金は、システムの展開資金として活用するとのこと。プロジェクト期間は6月30日までとなっており、目標金額は200万円。支援者へのリターンとしては、フルーツセットや長野県豊丘村の日帰りバーベキューコースなどが用意されている。
PR TIMES
(文・早川あさひ)