両手で持って快適に操作できるサイズながら、この手のものとしては目一杯のスクリーンサイズ8インチを確保し、コンパクトな躯体でどっぷりとゲームに浸ることができそうだ。
重さ790グラム
早い話、小型化と大画面のいいとこ取りをしたのがWIN Maxだ。大画面だと迫力があるが手軽に持ち歩けない。一方で、小さいと当然ポータブルだがスクリーンも小さくなり、長時間の使用は辛い。そうしたなか微妙なバランスをとっているのがWIN Maxで、8インチだとNintendo Switchをしのぐ。それでいて両手に収まるサイズ感で、重さも790グラムに抑えられた。
4Kモニターへの出力も
もちろんゲームを存分に楽しむにはサクサク駆動することや、グラフィックスの質が肝心だ。その点、WIN MaxではCPUにインテルの第10世代Core i5-1035G7、iGPUにこちらもインテルの第11世代Iris Plus 940 Graphicsでゲーマーのニーズに応えている。操作性も、DパッドキーやABXYキー、タッチパッド、それから3Dジョイスティックを左右に1つずつ配置するなど充実している。
加えて、Thunderbolt 3ポートもビルトインされ、4K/60Hzのモニター2台に同時に出力してよりダイナミックな楽しみ方もできる。
バッテリーは5000mAhを3つ搭載し、開発元によると通常使用で6~8時間駆動する。
ゲーミングPCメーカーとして確たる地位を築いているGPDへの信頼は大きく、Indiegogoで展開しているキャンペーンはすでに目標の70倍を超える183万ドル(約2億円)を集めている。現在の出資額は779ドル(約8万4000円)。出資は6月いっぱい受け付け、その後すぐに発送が始まる予定だ。
GPD WIN Max/Indiegogo