もしiPhoneユーザーならアプリ「RoomScan」が便利そうだ。実際のメジャーテープを使う代わりにiPhoneをタップして測定し、さらには測定したデータをもとにアプリ内に見取り図が表示されるというものだ。
使うには、アプリを立ち上げてから端末を壁に数秒つけるという動作をあちこちの壁で行う。すると、測りたい部屋の四辺などが計算される。直線だけでなくカーブがある部屋でも、測定箇所を増やすことで忠実にカーブが見取り図に反映される。
測定には端末のGPSやジャイロスコープを使っている。誤差の範囲は約15センチ。おおよその大きさを測るには十分だろう。もし、より正確に測定したいなら、5ドル出せば誤差が少ないプロバージョンがある。
このプロバージョンでは、複数の部屋の大きさを測定して、つなげるということもできるので、自身で家全体の間取り図を作成することが可能になる。
用途はかなり限定されているが、もし家庭大工でリフォームなどを考えていたり、建築関係の仕事をしたりしているなら、自分で図面をひく代わりに、このアプリを使ってみるというのも手かもしれない。
RoomScan