同サービスの提供開始予定は6月となっており、今後は医療機関や健康保健組合などへの普及を目指す。
的確な分析・指導の実現へ
これまでの食事指導や特定保健指導においては、食事・運動などの記録が紙面によって管理されていた。そのため、利用者と支援者の双方にとって、情報管理の煩雑さがネックになっていたとのこと。また、利用者の生活データが十分でなく、ライフログ(日常生活の情報)の可視化が難しいなどの課題もあったという。前述のような課題の解決に向け、アプリ「カロミル」における独自の画像解析AIを活用。同アプリでは、アプリ利用者による体重計の測定結果や食事内容などの画像解析が可能だ。また、そのデータを自動でデジタル化する機能を備え、情報の記録と管理を平易化する。
そして、今回のオンラインサービスにより、「カロミル」利用者の記録を各機関向けのデータとして蓄積。それに基づいた的確な分析・指導を促進することで、健康改善の成果向上につなげる。
健康へのニーズをサポート
サービスの提供は来月より始まる見込みで、特定保健指導に加え、オンライン診療による外来栄養食事指導などにおいても普及を図っていく。2016年にリリースされた「カロミル」は、累計50万ダウンロードを突破した人気アプリで、急速なペースで会員を増やしている。新型コロナウイルスの影響もあって人々の健康意識が高まりつつある中、今回のサービス開発はそのようなニーズに応えるものといえそうだ。
PR TIMES
(文・早川あさひ)