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ANAとエアロネクストがタッグ!新たな輸送インフラ「物流ドローン」の普及を目指す

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ANAホールディングス株式会社(以下、「ANAHD」)と株式会社エアロネクスト(以下、「エアロネクスト」)が、物流ドローン共同開発に向けた業務提携の開始を発表。

両社が持つ強みを融合させることにより、市街地におけるドローン物流サービスを担う機体開発にチャレンジ。開発した機体をベースに量産化を行い、将来的な輸送インフラとしての普及を目標とする。

物流ドローンに関する両社の取り組み

ANAHDは航空機の安全運航に関する知見を活用し、ドローン物流サービスの事業化に向けた検証を実施中。ドローンオペレーターとして、福岡市や五島市での実証実験を行っている。

エアロネクストは「ドローン前提社会の実現」と「新しい空域の経済化」を目指し、物流用途のドローン開発に注力してきた。従来の物流ドローンには「飛行姿勢に伴い荷物も傾いてしまう」という課題があったが、機体構造の改良によってこれを解決。

そして、改良された機体構造に加え、独自技術「4D GRAVITY®」を採用する物流ドローン機体「Next DELIVERY®」の開発を進めてきた。「Next DELIVERY®」試作機の動画はYouTubeでも視聴可能となっている。

今後の展望

今回の提携では、ANAHDの機体運航に関する知見と、エアロネクストの技術「4D GRAVITY®」を融合。将来的に、「有人地帯での補助者なし目視外飛行」に対応した物流ドローンの普及を目指す。

具体的な計画としては、両社が共同開発した物流ドローンによる実証実験を2020年度内に開始。その後、国内外のドローンメーカーと連携しながら量産化を図っていくとのこと。

さまざまな地域課題を解決する新たなインフラとして、ドローン物流サービスを気軽に利用できるような未来もそれほど遠くなさそうだ。

PR TIMES

(文・早川あさひ)

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