もちろん、自宅など安全が確保された環境であればそこまで神経質にならなくてもいいだろう。しかし、重要なデータを扱っているときなどは念には念を入れたいものだ。このほど登場したBluetoothトラッカーの「Gatekeeper」はそうしたセキュリティーをより厳重にしたい人にうってつけだ。
Gatekeeperは、Bluetooth を介してPC(Mac、Windows)と連携させると、PCの鍵として使える。作業しているPCの前を離れるとき、Gatekeeperを持ってPCから遠ざかると自動的にロックがかかり、逆にPCに近づくとロックが解除されるという仕組みだ。PCからどれくらい離れたらオートロックが作動するのか、この距離はユーザー自身で設定できる。
また、PC以外にもスマートフォンとも連携する。Gatekeeperをバッグやペットの首輪などにつけておけば、スマホから一定の範囲を超えて離れた場合、スマホにアラームが届くので紛失や迷子防止に使える。
大きさは2×3.6センチ、厚さ5ミリ、重さ4グラムとかなり小型で、キーホルダーなどにも取り付けられる。作動範囲は30メートルほどとなっている。初回生産の4000個を7月に発送する予定で、現在、サイトでは1個35ドルでプレオーダーを受け付けている。
Gatekeeper