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オンラインで葬儀に参列できる「スマート葬儀」、6月より提供開始

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葬儀に関する情報を網羅した総合サイト「やさしいお葬式」やオンライン法要読経サービス「スマート僧侶」など、ライフエンディングサービスを提供するライフエンディングテクノロジーズ株式会社は、オンライン葬儀参列システム「スマート葬儀」を開発。

同サービスは超高齢化に伴い見送る側の年齢層が上がっていたり、家族葬など少人数での葬儀のニーズが高まったりと、思うように葬儀に参列できないケースが増えてきているという状況を受けて開発され、6月より一般ユーザーへの提供と葬儀社への販売が開始される。

サービスの特徴

同サービスは、葬儀のライブ配信をおこなうとともに、遺族の負担を軽減する機能や故人を偲ぶ機能を搭載している。

まず、逝去にあたりその知らせをメールやLINEなどで届ける機能だ。同システムに登録している親戚、友人、知人などに逝去の知らせと葬儀の情報を効率的に送ることが可能となる。

また、オンライン参列者のデータを一括ダウンロードできるため、従来のような芳名帳のまとめ作業が不要となるほか、香典返しの品をWEB上で注文することができる機能もあり、遺族の負担を軽減していく。

参列者に対しても故人を偲ぶ機能が用意されており、同システム上の専用URLからクレジット決済にてメッセージを添えた香典や弔電、供花、供物を送ることが可能。そのほか、故人の思い出の写真などが見られるページも提供されるなど、離れた場所からでも実際の葬儀参列に近いお別れができるとのこと。

時代に対応したサービス

同社は、ライフエンディング領域においてテクノロジーの力と実務ノウハウを活用し、移り変わる時代のニーズに応えていく。先日、「やさしいお葬式」サイト内にライフエンディングに関する用語を網羅しシンプルに説明した「みんなのお葬式、終活用語集」をリリースしたばかりだ。

また、昨今の新型コロナウイルス感染拡大への対応は多岐にわたっている。例えば、同ウイルスの早期鎮静を祈念して全国100人の僧侶による般若心経・法話リレープロジェクトや、緊急事態宣言下でもZoomなどで法事・法要や相談を僧侶に依頼できるサービス「スマ僧侶」だ。

そして同ウイルスによって亡くなった方の葬儀には感染拡大予防の観点から、さまざまな制限が設けられ「葬儀崩壊」の懸念が高まるなか、厚生労働省の定めた火葬・葬儀方法を遵守した2つのプランを開始。

この「直葬プラン(火葬)」と後日にお別れの機会を設ける「お別れ会プラン(後葬)」の2つは、2020年4月30日時点で14都府県(東京・神奈川・千葉・埼玉・茨城・山梨・群馬・静岡・大阪・兵庫県東部・奈良県北部・愛知・三重県北部・岐阜県南部)を対応エリアとしている。

さらに2020年5月13日より、防護服着用のうえ遺体安置所にて最後の面会ができるプランを開始した。

PR TIMES

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