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オンライン会議で感情を認識する「Emotional Data」登場

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新型コロナウイルスが、世界中の企業や人々の働き方にも大きな影響を及ぼしている。これまで以上にビデオ会議やビデオインタビューの使用頻度は高まる中、顔認識技術を利用した感情認識技術「Emotional Data」がKickstarterに登場。現在資金を募っている。

表情から感情を数値化

Emotional Dataは、 人工知能を使用して、人々の顔の表情から感情を読み取り、楽しみ、驚き、怒り、悲しみ、不快、喜び、嫌悪感、など感情の割合をパーセンテージで表示する感情識別技術。

算出されたパーセンテージは、会議の目標を設定する際や、上司、営業担当者、従業員、クライアントを相手に決断を下さなければならないようなシチュエーションなどでの活用が期待できるという。

実績のあるメンバーが開発

Emotional Dataの開発チームは、建築と心理学における広範な専門的および科学的経験を持つ人々で構成される学際的なチーム。 メンバーは、ハーバード大学やコーネル大学などの有名な欧米の大学で国際的な経験を持つ。すでに同社の技術は、イタリア、アメリカ、キューバ、スペイといった世界の一部のセクターに適用されている。

オンラインでの会議やインタビューは、相手の意図を読み取るのも難しく、普段よりも余分なエネルギーを使うため疲労やストレスの原因になるといった分析や研究結果もすでに発表されている。同技術を活用することで、そのようなオンライン会議での課題を解決することも可能になるかもしれない。

クラウドファンディングの実施は、2020年5月26日までの予定。

Kickstarter

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