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そこで配車サービス大手のLyftは、乗客、ドライバー双方に車内でマスクを着用することなどを求める健康・安全のための新ルールを導入すると発表した。
宣誓しなければ利用不可
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アプリを利用するには、客もドライバーもそうした項目にチェックマークを入れて「宣誓」しなければならず、宣誓しなければ利用不可となる。ただし、罰則があるわけではなく、あくまでも個人の衛生意識によるところが大きい。
経済再開を控えての措置
そのほかの宣誓項目としては「車内をきれいに保ち、頻繁に手指消毒する」「乗車中は、可能な時は窓を開け、車内空気の再循環を避ける」「客は助手席に乗車しない」などがある。新型コロナ感染拡大により、Lyftがサービスを展開している北米では多くの自治体が会社や学校の閉鎖を命じ、住民に外出を控えるよう呼びかけている。いま少しずつ経済再開に向けた動きが出始めているが、それを受けての今回の安全ルール導入と思われる。
Lyftは新型コロナで乗車が75%ほど落ち込み、大打撃を受けている。今後感染ペースが落ち、外出禁止が解除されても、どれくらいサービス利用が戻るかは見通せない。
Lyft
(文・Mizoguchi)