コンパクトで、簡単に野菜を栽培
これまでも数々の屋内ガーデンが開発されてきたが、都会のアパートなどには大きすぎると思われるものも多かった。スウェーデン生まれの Botanium Vegaの鉢のサイズは幅53cm、奥行14,5cm、高さ20cmとコンパクト。台所や窓枠などに置くのにピッタリな大きさとなっている。
栽培スペースは広く、最大4株の植物を育てられる。ハーブやトマト、レタスやイチゴや唐辛子など、栽培できる植物はさまざまだ。
水耕栽培技術を採用しており、根に必要な水と栄養素と酸素を効率よく自動で提供するため、植物がはやく成長するのが特徴。そして、水タンクの容量が5リットルと大きいことから、数週間に一度、水補給すればいいのも嬉しい限り。
照明には20WのLEDライトを使用しており、冬でも植物が充分に成長する。高さ調整もでき、日当たりのいい場所など、照明がいらないときはランプを取り外せるのも便利。
使い方は簡単だ。種を植えて、Botanium Vegaの電源を入れ、タンクに水を入れるだけ。一カ月すれば収穫だ。
充実した専用アプリ
専用アプリも充実している。水位をトラッキングしてアプリで表示し、水位が低下して補給が必要なときに通知してくれる。また、栄養素の最適な量を植物ごとに計算して、追加するべき栄養素の量を教えてくれる。
さらに、アプリを使ってランプのオン・オフの切り替えができ、切り替えのタイミングも調整できるなど、外出中どこからでもBotanium Vegaを監視できるので安心だ。
現在キックスターターでキャンペーン中で、すでに目標額を達成している。価格は今なら1199スウェーデン クローナ(約1万2900円)で、屋内ガーデンの価格としては、かなりお手頃。日本へも190スウェーデン クローナ(約2050円)追加で配達してくれ、出荷は2021年1月を予定している。
Botanium Vega/Kickstarter