そんななか、あの男がまた我々の常識を塗り替えてくれそうだ。NASA管理官のJim Bridenstine氏のTweetによると、NASAとトム・クルーズが宇宙ステーションで映画を撮影する可能性が出てきた。詳細は明かされていないが、実現すれば今までにないリアリティのある作品になるに違いない。
イーロン・マスク氏も反応
Bridenstine氏によれば、「次世代エンジニアや科学者をインスパイアする」ためにトム・クルーズと映画を作ることを計画したのだという。
Should be a lot of fun!
— Elon Musk (@elonmusk) May 5, 2020
Deadlineの記事によれば、この計画にはSpaceXも携わっているということ。同社が民間人を初めて宇宙に送るのは2021年後半~2022年前半。前澤友作氏が月に行くのが2023年ということで、トム・クルーズの宇宙デビューも数年後と考えられる。
ちなみに、イーロン・マスク氏もBridenstine氏のTweetに対して、「すごく楽しいに違いない!」と反応している。
『ミッション:インポッシブル』シリーズとは別
トム・クルーズといえば、スタントマンなしでの撮影にこだわることで有名。『ミッション:インポッシブル』シリーズでは、離陸する飛行機にしがみつくシーンや、高層ビルをクライミングするシーンなどが印象的だ。宇宙ステーションで制作するのはミッション:インポッシブルシリーズではないようだが、世界初の宇宙でのスタントはスケールの大きなものになるはず。
トム・クルーズの超人的な身体能力が宇宙でも通用するのが観られれば、次世代エンジニアや科学者のみならず、多くの人の世界観が覆されるのではないか。
Jim Bridenstine/ Twitter