その重要な電源をソーラー発電で長く使えるようにしたのが、香港のスタートアップが開発した「Harbor」。大容量でデバイス6台の同時充電に対応し、防水・防塵性能も備える。
ワイヤレス充電にも対応
Harborはとにかく多機能さが売り。まずモバイルバッテリーとしての容量はというと3万mAhと、通常のスマホなら9回は余裕でフル充電できる。また、最大6台のデバイスの同時充電に対応するのもセールスポイント。出力ポートはType-C PDとQC 3.0 USB-Aが各1つ、そしてUSB-Aが3つ。加えてQiワイヤレスパッドも搭載している。
ショートサーキット保護、過充電保護機能があるので、就寝中などにスマホやイヤホン、タブレット、デジカメなどをまとめて充電するという使い方ができる。
懐中電灯としても使える
当然のことながらモバイルバッテリーは使うほどにパワーが減っていくが、Harborにはソーラーパネルがビルトインされ、長持ちさせられる。開発元によると、数時間太陽光にあてるだけでiPhoneを充電できるだけの電力を発電できるとのこと。Harborに取り付け可能な専用10W出力ソーラーパネルをオプションで加えることもできる。そのほか、アウトドアでの使用を想定し、HarborにはLEDライトが付いている。明るさは900ルーメンで、キャンプなどで懐中電灯して活躍する。万一の事態に備え、SOSフラッシュライト機能も備え、防水・防塵タイプとなっているのも心強い。
Harborは現在クラウドファンディングサイトIndiegogoで資金調達中。今なら出資額はHarbor単体が59ドル(約6300円)〜、ソーラーパネルとのセットが85ドル(約9000円)〜となっている。すでに目標額は達成し、5月21日まで出資を受け付けたのち、7月にも発送が始まる見込みだ。
Harbor/Indiegogo