ロケットゲームでプログラミング学習
2020年度から小学校で、また2021年度からは中学校でもプログラミング教育が実施される。JAXAは、すでに宇宙教育教材の開発を行なってきており、これまでに「人工衛星編」「地球観測編」の2つの教材を公開している。今回、ロケット打上げゲームを作りながら、プログラミングの基礎およびロケットの特徴を学ぶ「ロケット編」と、はやぶさ2が小惑星リュウグウで行ったタッチダウン運用をプログラミングで再現する教材「はやぶさ2編」の2種類の教材を新たに公開した。
特別な環境は必要なし
どちらの教材も、プログラミングの基礎に宇宙の要素を取り入れた内容となっており、これからプログラミング学習を開始する子どもはもちろん、基礎を学習した後の復習用の教材としても活用できるといい、使い勝手が良い教材といえそうだ。事前準備として、Scratchのインストールと本教材のダウンロードは必要なものの、パソコンとインターネット環境さえあれば実施可能なので、誰でも気軽に取り組むことができる。現在、新型コロナウイルス感染拡大防止のため外出自粛となっている家庭環境下でも気軽にチャレンジできるのではないだろうか?子どもだけでなく、プログラミングに興味のある大人が挑戦してみても良いかもしれない。
また、JAXAのホームページでは、さまざまな題材をテーマにした教材も紹介。なかなか外出が難しい今の状況下、自宅で宇宙や科学をテーマにした教材を活用してみてはいかがだろう?
JAXA