その流れを受け、LINE株式会社はグループ通話をより楽しく便利にすべく、グループでのビデオ通話と音声通話の機能を大幅にアップデートした。
画面共有で縮まる距離感
このたびのアップデートでは新機能「みんなで見る」を追加。同機能は、グループ通話中にスマートフォンで見ているアプリやWebサイト、YouTubeなどの画面を共有でき、一緒に楽しむことができるというもの。らくがき機能のあるAndroid端末からはシェアした画面にイラストなどを書くことも可能とのこと。同機能により、映画を一緒に観たり、スポーツ観戦したり、ネットショッピングで友だちに意見を聞いたりと離れていても一緒にいるかのような体験ができるとのこと。
同機能を利用するには、グループ通話中に画面右下に表示される「みんなで見る」ボタンをタップし、「画面シェア」または「YouTube」を選択するのみ。
YouTube画面を共有したい場合は「YouTube」選択後に動画検索するか、見たいYouTubeのURLをあらかじめコピーしてビデオ通話に参加する。あらかじめコピーしたURLは通話中の画面下に自動的に表示される仕組みだ。
この2つの方法を活用すれば、おもしろそうな動画を一緒に探すことも、おすすめ動画を一緒に見ることもできる。
ただし、YouTubeの共有はスマートフォン版LINEのみ。
メンバーの表示方法もアップデート
今回のアップデートでは、グループビデオ通話中に画面上に表示される人数の拡大も行われた。これまでiOSとiPadのビデオ通話では最大4人であった表示人数をスマートフォンは最大6人、iPadは最大9人に拡大。任意の人をダブルタップすると大きく表示され、他のメンバーは画面下に小さめに表示されるようだ。なお、横スクロールで最大200名の通話参加者の顔を確認できる。
今後、ビデオ通話をより楽しくするエフェクトやフィルターを随時追加するとのこと。
また、グループの音声通話中の画面の表示方法もアップデートされ、「Grid view」と「List view」の2種類から選択できるようになった。
「Grid view」ではスマートフォン画面で最大9人分のアイコンが一目で見られるように表示し、「List view」では参加者のアイコンを縦型のリストで表示する。どちらの表示方法も上下スクロールで参加者全員のアイコンを確認できるとのこと。
さらに、発言者のアイコンを緑の枠で囲むことで誰が話しているのかをわかりやすくし、リストから参加者のマイクやビデオのON・OFFの状態を確認できるようになっている。
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