サーフィンやスキーなど激しい動きを伴うスポーツの撮影で絶大な支持を得ている米GoProのビデオカメラ。人気の秘密は何と言ってもスリルに満ちた迫力ある映像が撮影できることだ。これを可能にしているのがプレイヤーのヘルメットなどに取り付ける装置だが、同社はこのほどスマートフォンやタブレット端末でカメラを遠隔地からコントロールできるアプリを発表した。

アプリは現在のところiPhoneなどiOS搭載の端末のみ利用可能で、無料。GoPro社の製品「WiFi BacPac」を介してHD Hero2にリンクし、カメラのセッティング調整をスマートフォンやタブレット端末を使ってリモートコントロールできる。激しい（時には危険な）動きの最中でカメラを取り外して直に調整できないような場合には非常に便利だ。そして、撮影中にライブでプレビューを見ることができるので、アングルなどを微調整することができるのもウリのひとつだ。

このアプリはカメラの調整のみならず、GoProネットワークへの接続機能も兼ねている。同社の「今日のイチ押し写真（映像）」チャンネルにアクセスして、ほかのユーザーが投稿した“過激”な映像や写真を閲覧することができる。

Android版のアプリも近く導入予定という。

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