DJIプレジデントであるRoger Luo氏は同機について、Mavicシリーズのすべての特徴を備えつつ、その設計と開発プロセスを完全に一から設計し直したことを明かし、一般コンシューマー向けドローンの中で最もスマートな製品であるとコメントした。
高品質の空撮体験
8K撮影機能を搭載した「Mavic Air 2」は、コンパクトで使いやすい折りたたみ式で、4Kビデオを最大60 fpsかつ120 Mbpsで撮影できるMavicシリーズ初のドローンだ。大型の1/2インチカメラセンサーにより、高解像度かつ高品質の写真や動画コンテンツの制作を可能にし、プログラミングされた高度なフライトモードやインテリジェント機能、撮像技術により、高解像度48MP写真などプロ級の映像を撮影できるのが特徴である。
また、HDR動画や4倍・8倍スローモーションなどの独自コンテンツの撮影も可能。そしてタイムラプスに空間移動の要素を付け加えたハイパーラプス機能にも注目したい。最大解像度8Kで撮影でき、ドローンのフライトモードはフリー、サークル、コースロック、ウェイポイントの4つから選べる。
さらに追跡機能「フォーカストラック」では3つの撮影モードを提供。まずは被写体を自動的に追跡する「ActiveTrack 3.0」。追跡中に障害物が被写体と同機の間を遮った場合でも素早く被写体を再捕捉するという。
2つ目は、被写体周辺で自動化された飛行経路を設定できる「Point of Interest 3.0」。被写体を動的に追跡するために今回、平面認識機能が改善されたようだ。
3つ目は、ユーザーがドローンを自由に操作していてもカメラはフレーム内で被写体を捉え続ける「Spotlight 2.0」。搭載されたスポットライト機能はプロ向けDJIドローンで採用されていたものである。
なお同機は、航空力学に基づいた設計で最大34分の飛行が可能で、撮影中は3軸モーター搭載ジンバルにより、カメラのブレを補正し安定した撮影が行えるとのこと。撮影した映像は編集機能を搭載したDJI Flyアプリで簡単に編集可能だ。
高い安全性を実現
初心者は、同アプリのチュートリアルでドローンの操作方法を習得することができるようだ。そして誰でも安全に空撮体験ができるようにと、新たな安全機能を備え、高い安全性を実現した。障害物センサーを前方後方に配置し、障害物に近づくと警告を発する仕組みとなっている。また、衝突を回避するためドローンがそれ以上障害物に接近しないように設定することも可能だ。
さらに、同機下部に配置されたセンサーと補助ライトにより、視界の悪い場所でもスムーズな自動着陸などをアシストするという。そして、空港などにドローンが入らないようにするためGEOジオフェンスも装備している。
そのほか、3Dマッピングを使用した障害物回避経路の作成機能や、他のドローンやヘリコプターなどの機体が接近したことをパイロットに知らせる機能などもあるようだ。
同機は日本ではDJI公式オンラインストア、DJI認定ストア、DJI正規販売代理店および特約販売店にて4月28日より予約受付を開始。必要な配線一式を含む標準パッケージは105,600円、標準パッケージにNDフィルターや充電ハブなどを同梱したFly Moreコンボは132,000円で販売予定だ。
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