筆記用具であるペンにディスプレイを搭載し、覚えたい単語を反復表示するほか、アプリとの連動で単語帳やタイマーなどの役割も果たす学習お助けスマートペン「NUBO Rosetta」だ。
反復表示で記憶力UP!?
同製品は、搭載したディスプレイに外国語単語と和訳を交互に繰り返し表示する。表示頻度は初期設定では1分に1度だが、アプリより変更可能だ(10秒~5分)。実はこの反復表示が長期記憶のカギとなる。ドイツの心理学者ヘルマン・エビングハウスの理論によれば、記憶した内容を忘れるまでにかかる時間は反復学習により長くなるからだ。
また、自動で表示されるのを待たずに集中的に暗記したい場合は、ペンを持ち右側に指をスライド(フリック)させ、次々に単語を表示することもできる。すでに覚えた単語は、指を左側にフリックすることで削除可能。表示済みの単語のなかで削除されていないものは未暗記単語に分類され、より多い頻度で表示されるようだ。
さらに、タイマー機能も搭載されており、ペンを素早く2回フリックするとタイマー設定が始まり、ペン先に近い部分をぐっと押すと時間設定ができる。設定した時間がすぎるとペンが振動する仕組みだ。ちなみに、アプリからもタイマー設定は可能。
アプリ連動で機能充実!
同製品とアプリをBluetoothでつなぐことで学習効率はさらにアップする。同アプリは未暗記単語を確認できる単語帳となり、ペンを使わない時間に活用できるという。また、単語帳は自分のレベルに合わせてカスタマイズ可能。例えば、英語なら初級からビジネス英語までの6段階、スペイン語は3段階、そのほか韓国語、フランス語、ドイツ語、常用漢字も収録済みだ。さらに、単語帳にない単語を直接入力して追加することもできるとのこと。
そして、独自開発の使用量測定センサーと動作認識アルゴリズムにより、学習時間を測定しアプリで確認できるのも特徴。これにより、自身の1日、週間、月間ごとの学習習慣を知り、続けるべきことや改善すべき点を発見できるかもしれない。
そのほか、アプリのメモでは入力した予定をディスプレイに表示+振動で知らせてくれる機能もある。
現在Makuakeにて支援を受け付けている同製品は、Snow White、Night Black、Baby Pinkの3色で展開中。5,100円の支援で1つ入手可能で、発送は2020年8月末頃を予定しているとのこと。
Makuake