アシストレベルは9段階、ギアシフトは7段階で調整でき、状況に応じてさまざまな走りができる。航続距離は最大70キロと“自転車ツーリング”も楽しめそうだ。
・マウンテンバイクのよう
Annobike A1は見るからに丈夫そうなデザインだが、実際タイヤは抗パンク性を備えている。また、前後の車輪にはしっかりサスペンションが搭載され、マウンテンバイクのように荒野を走り回るのにも使えそうだ。外観で最も目立つのがハンドル部分とシートポストをつなぐ太いフレーム。この中にバッテリーを内蔵する。シートやハンドルバーの高さなどは自由に調整できる。
・モーターは250Wと750Wの2種
Annobike A1は計4つのバージョンが用意されている。大きく分けるとモーターが250Wのものと、750Wのものの2タイプで、そこにバッテリー容量の違いが加わる。最もベーシックなタイプのDynamicはモーターが250W、バッテリーが14.5Ah。これにより航続距離は50〜60キロ、最高スピードは時速25キロとなっている。Dynamic+はバッテリーが17.5Ahと大きいぶん、航続距離が60〜70キロとのびる。
750Wのモーターを搭載するIntense はバッテリー容量14.5AhでDynamicと航続距離は同じ。ただしこちらのトップスピードは時速32キロだ。Intense +は17.5Ahのバッテリーで、航続距離はDynamic+と、トップスピードはIntenseと同じとなる。
Annobike A1は現在クラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を展開中。性能の違いは価格に反映され、Dynamicは5799デンマーククローネ(約9万1000円)、Dynamic+は6599デンマーククローネ(約10万3000円)、Intenseは7499デンマーククローネ(約11万8000円)、Intense +は8299 デンマーククローネ(約13万円)となっている。
出資は6月16日まで受け付け、9月にも発送される見込みだ。
Annobike A1/Kickstarter