・ダウンロードするだけで使用可能
同定規は、iPhone上からサイトにアクセスすると、画面に同心円状の定規が出現仕組み。自身を中心に360度見回す形で50m、1m、2mの距離を計測することができ、「2m」の間隔をARで表示してくれる。寺島圭佑氏は、「世界中のニュースで「ソーシャルディスタンス」を目にして、提唱されている約2mは自分にとってどれくらいの距離なのだろうか?その距離を世界中の人々は知っているだろうか?と疑問に思ったことがきっかけ」だと開発の経緯について語っており、「「ソーシャルディスタンス」を保つための何か分かりやすいガイドがあれば、手助けになるのでは」という思いから開発に取り掛かったという。
・完成までにはたった6時間
また同氏は、公開スピードも重視したといい、あえてアプリでのリリースを避け「USDZ」形式を選択。この点に関しては、「アプリだと開発や審査に時間かかってしまうため、必要とされているタイミングにリリースできないのでは、意味がないからだ」とコメントしており、実際に公開日の前夜に思い付き、翌日の昼頃から作業をし、検証も含めて6時間ほどで完成させたそうだ。公開後、好評の声があがったため、現在WEB版も開発中とのところ。アプリよりもずっと気軽に使用することができるので、積極的に活用され感染防止に役立てられることが望まれる。
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